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コネ入社が後ろめたい? 気にしないで!

2021.08.06

著者情報

クヌウリ

クヌウリ

ロクヨリ編集長。カードゲームとMMORPGで生きているオタク。皆様が「自分らしく」就活を乗り越えて欲しい。最近たたりめという言葉が嫌いになりました。

はい。某MOBAがリリースされた関係で編集スケジュールが塵芥になってしまった編集長です。
流石に何か記事を投稿しないと……と焦っていたところで、編集長の主観マシマシキャリア論、第4回です。

「コネで内定貰ったけど後ろめたい……」
「バレたら恥ずかしい……」
等のご相談を頂く時期になりました。

分かります。分かりますとも。
だって私も高校時代のアルバイトから現職に至るまで、コネを使わなかったことがないですから!

大丈夫です。
コネ入社を恥じる必要はありません!

そもそも後ろめたくなる理由

学生の皆さんにとって、コネといえば「裏口入学」や「試験の点数にボーナスをつけてもらう」ようなイメージがあると思います。
端的に言えばズルですね。
資格や入学試験の場合、必要な知識やスキルがあるか定量的に調査を行います。
定量的な基準があるのにも関わらず、それを踏み倒すのは確かにズルいですね。

皆さんは恐らくそのイメージをそのままに
「コネ入社できそうだけど、これってズルだよね……いいのかな……」
と考えているのだと思います。

就職活動は学校のテストとは違う

企業の採用は入試と全く異なります。
採用担当者の目標は
「自分の会社で長く働き、成果を出せる人を探すこと」
です。
めちゃくちゃ定性的ですね。
面接が上手な人や筆記試験で高い点数を出せる人のことを求めているわけではないのです。
あくまで会ったことすらない人が自分の会社にフィットするかを短時間で判断するため、しぶしぶ面接や筆記試験といった手段に頼っているだけなのです。

「絶対にウチの会社で長く働き、利益を上げてくれるはずだ!」
という確信さえ持てれば、面接なんてしなくたっていいのです。
コネ入社のことをリファラル採用と呼んで積極的に行っている企業が存在することがその証明です。

人事の目線

ぶっちゃけて言えば、採用担当者はむしろ
「コネ採用してえな〜」
と考えていることの方が多いです。
理由を挙げていきますね。

素の人間性が分かる

昨今の就活生はめちゃくちゃに優秀です。
我々のような学生支援会社や就職課でバチバチに面接を練習し、何百回も自己PRを書き直してきます。
そして、私は素晴らしい逸材です!! という外面を作り込んで面接に挑んできます。

皆が皆そんな状態ですから、ぶっちゃけどこまで本当か短時間の面接じゃ判断が全くつきません。
めちゃくちゃ外面を作り込むスキルがある! という判断はできるかもしれませんが、それだけですよね。

私の場合、コネ入社の典型中の典型のような形で現職に至ったので、社長にもボスにも

「社会性が破綻していてタスク管理能力も甘々だけど、インディーズで何年も個人でゲームの製作販売したりしているので独特のスキルセットがあるオタクくん」

という長所短所が透け透けの状態でした。
こっちの方が圧倒的に判断しやすいのは間違いないですよね。
(この情報が透けてる状態で採用してくれた弊グループ経営陣、ボスには頭が上がりませんな!)

定着率が高くなりやすい

新生活で必ず苦労する人間関係。
実際、第二新卒の方の話を聞くと、
「同僚と反りが合わなくて……」
という声がよく聞こえてきます。

社内に誰も知ってる人がいない状態で、初めて「社会人」として仕事に向き合う。
確かにしんどそうですよね……。
でも人事、採用担当者からすると、せっかく沢山のリソースを割いて採用したあなたが短期間で辞めてしまうのは、とんでもない損失なのです。
なら、社内に知り合いがいる人を採用すれば、人間関係トラブルの可能性が下がるのでは?

お分かりですね。コネがある人を探せば良いのです!

ご覧の通り、企業側にもメリットが多いので、コネを後ろめたく思う必要はありません。

自分にはコネがない……

後ろめたく思わなくていいのは分かった! 俺僕私もコネが欲しい! でも、コネなんてないよ……と思っている方々。
諦めずに探しましょう!! コネがあるのはなにも親類だけではありません。友人やバイト先の人、SNSのフォロワーさんまで。
しっかりと行動すれば絶対にあります。
あなたには20年生きてきて積み上げた人間関係があるんですから。

私だって学生中のインターン先を紹介してもらったのはオンラインゲームの顔も名前も知らなかったフレンドなので……。
先入観を捨てて自分が出会ってきた人々を洗いざらい探してみましょう。

今から作ったっていい!

コネというのはなにも
「10年来の友人でなければならない」
のような制限はありません。
知り合って数日でも立派なコネです。

新しいコミュニティに参加してみたり、思い切って憧れのあの人に声をかけてみたり、新しいオンラインゲームを始めたり。
就活を一旦忘れて、友人を作るつもりで行動してみましょう。
就活が念頭にあると、結局面接の前哨戦にしかなりませんからね。
仮に就活には繋がらなかったとしても、良いリフレッシュになるはずです。

まとめ

・コネは企業側にもメリット大! 恥じないで!

・むしろコネは作りに行こう!

・あなたにもコネはきっとある!

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