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TCG好きに捧ぐ就活自己PRの話

2019.10.02

著者情報

クヌウリ

クヌウリ

ロクヨリ編集長。カードゲームとMMORPGで生きているオタク。皆様が「自分らしく」就活を乗り越えて欲しい。

TCG大好きの学生さん。こんにちは。
ロクヨリきってのオタク一番槍兼編集長、クヌウリです。

唐突ですがTCGと就活自己PRの話をします。

対戦よろしくお願いします。

先攻頂きます。

皆さん、履歴書の趣味、特技欄……なんて書きますか?
本能に従うならばきっと、皆さんが触れてきた多種多様なTCGを書き連ねていることでしょう。
ところで中の人は某社の重ねて遊ぶTCGが結構好きだったのに、やっていた方が中々いなく寂しい思いをしておりました。

と、閑話休題。きっと皆様こうお思いでしょう。
「履歴書にTCGのことを書いてしまうのはやばいのでは? 書いた瞬間ジャッジキルされてしまうのでは? 出禁では?」
と。

結論。そんなことないです。
環境トップメタかと言われると確かにそうではありませんが、確実に戦えるデッキです。
週末の大会とかに持って行っても惨殺されずにちゃんと勝ったりできるくらいの位置にいるのが「TCGのことを履歴書に書くデッキ」です。
かくいう中の人もこのデッキで就活を勝ち上がってきました。

このデッキ特有のプレミ

しかし、このデッキのプレイングでは、絶対に注意しなければならないポイントがあります。

ソリティアをしてはならない!

ということです。満足民の皆様お気を付けください。
このデッキをぶん回してソリティアしてしまうと、速攻でジャッジキルされます。
コンボパーツのスリーブに大きく印を書いていたレベルで速攻でジャッジキルされます。
以下に例を挙げます。

採用担当「趣味は……ふ~ん、カードゲームなんですね。どんなことされるんですか?」

アレな方「はい。私はOOというゲームが非常に好きで、LOデッキばかりを組んでいます。最近スタンではバーンが強く、中々その速度に対応できないこともありました。回復ソースも意識してデッキに組み込むことで、勝率を上げていきました」

採用担当「……?」

これでもうおしまいになります。DQです。
恐らく怒られが発生することはありませんが、引きつった笑顔のままお地蔵さんと化した採用担当と地獄を味わうことになります。

かなり極端に書きましたが、バチバチに自分がハマっているものを履歴書に書くとこういう事案が発生してしまいがちです。

そもそもの話ですが、某TCGにおいては『カードを2枚引く』という効果はドストレートに禁止カードになってますが、別のTCGでは『カードを2枚引く』なんて大抵のパックに入っている基本効果だったりしますよね。

それと同じで、仮に同じ趣味を持っていたとしても、全く同じものをやっていない限りは正しく伝わらなかったりするものなのです。

こういったとてつもないプレミを防ぐためには、とにかく事前に一般化しておくことが重要になります。

TCGで何を得たのか、それによって自分はどういう風に会社にアドをもたらすのか、という点を注視してモリモリ喋るのが重要です。
TCG関連業界の選考でもない限り、具体的なカードや戦略について話してしまうのは全てプレミと考えた方が吉です。

例えば、
「赤単アグロでとにかく相手のライフを焼いて気持ち良くなっていました」
は、
「カードゲームでは、限られた選択肢、時間の中で最速、最効率で勝利するものを常に選び出すことを信条とし、勝利を積み重ねてきました。常に時間が大切なファクターとなる御社の業務においても、常に最効率を目指して業務改善することで貢献できると信じています」
と言い換えていきましょう。
大会で良い結果を残していなくても大丈夫です。採用担当はデータベースなんて確認しませんし、確認するタイプの担当だったらそれはもう内定を貰うよりTwitterで繋がった方が多分幸せです。

自分の趣味に愛と自信を

中の人の都合で某最古のTCG寄りな話になってしまいましたが、他のTCGをやる方にも伝わったのではないかと思います。

特技欄にTCGデッキは、良くも悪くも環境であまり数がないため音楽鑑賞デッキや映画鑑賞デッキよりも目立ちますし、採用担当にもメタられていない可能性が高いです。

それを最大限に活用し、皆さんには胸を張って特技欄にTCGデッキで勝ち進んで頂きたいなと思っています。

対戦ありがとうございました。

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